AとBの比較と考察 DVDキャプションⅠ
それぞれのパターンにおいて違うなと思ったシーンの比較とそれに伴う考察
・ソランジュがクレールを見るときの表情
A:
ソランジュは半ばあきれたような表情、もしくは睨みつけるような表情の場面もある。
→奥さまを演じるクレール越しに奥さまをみている?
少なくとも妹に向ける表情ではない
B:
オーバーな表現のシーンでは少し笑ったりしている。
→奥さまを演じるクレールをみている。
私達が誰かのモノマネをする時、似ていると笑ってしまうような、そんな印象
・ソランジュの怒りの沸点について
A:
牛乳屋の話をしたあたりからスッと声が落ち着きはじめる
如実に怒りを表すのは鏡にむかって「わたくしだって、憎んでおります、あなた様のことを」のあたり
→矢崎ソランジュの怒りの沸点は低い。
彼女の入ってはいけない領域に入ってしまいプチンと糸が切れてしまったらおわり。
でもその怒りを表には出さず心の中でメラメラと憎しみの炎を燃やしている
B:
「何でも好きなトリックをお使いなさい。」のあたりから怒りが如実に表れてる。
それまではイライラはしているが、怒っているという様子はない。
→碓井ソランジュの沸点は高い。
イライラはするが怒りにはならない。
少しずつ怒りの沸点に近づいていき、爆発する。
彼女の触れてはいけないところに触れただけでは怒りにまではならないが、ある程度我慢してからキレるので、切れた時には感情のコントロールが追い付かない。
絞殺シーン
A:
楽しそうに笑う
→冷静なくせに、自分のしている事が心底面白いと思っている。
やっと目的が成し遂げられるという笑い。
計画的犯罪の匂いがする。
B:
興奮した笑い
→この(人を殺してしまうという)状況にいる自分が面白いという笑い。
衝動的で、感情と行動がマッチしていない。